2023-11

それはわたし編

マスター、いつもの

沖端朝日のヘタれなエッセイ。沖端朝日には夢見ていたことがあった。なじみのこじゃれた店を作り、女将さんやイケオジのマスターに「いつもの」と注文をする。そしてゆったりとした大人の時間を過ごす。しかし現実は、仕事が終われば家へ直行するインドア生活だった。
ヘタれエッセイ

あのころの上司

沖端朝日のヘタれなエッセイ。わたしが会社に入ったころは、良くも悪くもいろんなことが緩かった。上司も個性的な人が多かった。沖端が出会った個性的な上司の話。ゴルフ上手なロマンスグレイがいたり、他には聞かないような一人称の人がいたり、驚きのお土産を買ってきてくれたりした。
それはわたし編

3姉妹の振袖

沖端朝日のヘタれなエッセイ。わたしは3姉妹の末っ子だ。上の姉が成人式前に振袖を誂えた。母の妹に仕立ててもらったその淡い色の美しい振袖は、3姉妹全員が折々に身に着けた。3姉妹が身に着けなくなってから、すでに長い年月が経つ。その振袖の想い出。
ヘタれエッセイ

通勤電車は危機一髪

沖端朝日のヘタれなエッセイ。通勤電車には危険が潜んでいる。貧血を起こした状態で駅のエスカレーターを下りようとして転げ落ちてしまった。同じ過ちを繰り返すまいと鉄剤を飲み始めた。今度は電車内で急な腹痛に襲われる。途中下車するかどうかの葛藤が始まった。
それはわたし編

スケートの(痛い)思い出

沖端朝日のヘタれなエッセイ。中学生のときに友人たちとスケートをしに行った。重いスケート靴を履いて、滑っているんだか転んでいるんだかという具合だったが、次第に慣れてきた。友人たちと横一列に並んで、手をつないで滑り始めた。ひとりが転び、つられて次々と転んでいく。わたしも転んだ。転んだ後に起きた悲劇。
ヘタれエッセイ

郷に入りては郷に従う

「郷に入りては郷に従う」のことわざを実例を含めて紹介します。実例があるからわかりやすいね! 沖端が会社に入社した頃の話。新入社員は覚えることがたくさんある。仕事もそうだが、社員の名前とか顔とか役職とか。それに加えて社員が使っている湯飲みまで。ようやくクリアしたと思ったら次の壁が。
それはわたし編

面倒くさがりなことは自覚している

沖端朝日のヘタれなエッセイ。わたしはめんどくさがりだ。女としてそのジャンルがめんどうなのはどうなんだ、と思われるところまでめんどくさがりぶりは及んでいる。そんなことをしているとおしゃれなママに「恋愛しなさい」と叱られる。「恋愛をする」に付属するあれこれを考えるだけで疲れてしまった。
それはわたし編

自室に固定電話を引いた頃の話

沖端朝日のヘタれなエッセイ。まだ携帯電話が影も形もなかった頃。自分の部屋には家の電話機の子機を置いていた。が、長電話をしているとなぜか母が勘づいて邪魔をしにくる。わたしは一念発起で部屋に専用の固定電話を引くことにした。わたしは浮かれたが、専用電話を引いたばかりに様々なことが起こる。
それはわたし編

スキーの思い出

沖端朝日のヘタれなエッセイ。高校の修学旅行は長野県でのスキーだった。雪にさほど縁のない福岡育ちなので、スキーをしたのはそのときが初めてだ。3日半ほどスキー場にいたと思うが、そのうち3日間はずっと吹雪。吹雪の中でスキー教室は行われた。そして雪の中へ顔から突っこんでいった。
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