2024-04

それはわたし編

ゾエは男前な営業ウーマン

沖端朝日のヘタれなエッセイ。友人ゾエと久しぶりに休日に会った。ブランチしようか、ということになり、駅ビルの中にあるパンが美味しい店に行った。パンを選んでいる間も食べている間もゾエには顧客から電話がかかってくる。休日も顧客対応に懸命になっている男前なゾエの話。
それはわたし編

子どもの頃、車に当て逃げされた話

沖端朝日のヘタれなエッセイ。小学校の高学年の頃の話。自宅近くの道を自転車に乗って走っていた。後ろから車がきたので道の端に避けたが、車はわたしを追い越さずに、わたしが乗る自転車を後ろから押し始めた。わたしは、何メートルか車に押された後、側溝に自転車ごと落ちた。
それはわたし編

ひとりの部屋で見た夢は

沖端朝日のヘタれなエッセイ。一人暮らしは性格に合っている。寂しいと思うことはさほどないのだが、うたた寝しているときに夢を見る。ああ、ひとりだと思っている夢だ。ある日の夢の中にひとりの少年が現れた。わたしの枕元に座って、じっとわたしの顔を見ている。
ヘタれエッセイ

なぜ彼らはそこに座りこむのか

沖端朝日のヘタれなエッセイ。なぜか会社の玄関前の階段に若人が座りこむ。来客が出入りするので、見つけるたびに注意しに行くのだが、どう注意するかがなかなか難しい。上司が怒ったときは、捨て台詞を吐かれていた。ヘタれなわたしは下から穏やかにお願いするのが精一杯だ。そしてまた今日も。
それはわたし編

カラスとの攻防、あるいはいち住民の切望

沖端朝日のヘタれなエッセイ。住んでいる集合住宅のゴミ出しの仕方は、備えつけの頑丈なネットの中にゴミ袋を入れるというものだ。しかし住民の中にはネットのそばに袋を放り出していく人がいる。すると、ゴミ袋をカラスが荒らす。今日もまた荒らされたゴミがあたりに散乱している。ご近所さんの目も厳しい。
それはわたし編

個人の価値観と病院の関係

沖端朝日のヘタれなエッセイ。世の中には病院に行きたがる人と行きたがらない人がいる。わたしは後者だ。風邪は寝て治す主義だが、会社員でそれをすると、あれこれ口を出す人がいる。歯科医院には積極的に行くほうだ。口腔ケアに無頓着な人を見ると余計な口出しをしてしまう。個人の価値観って扱いが難しい。
それはわたし編

お嬢様という存在

沖端朝日のヘタれなエッセイ。お嬢様ってこういう人のことだろうなあ、と思える女性に会ったことがある。総じて穏やかでにこやかで、言葉がきれいだ。けしてマウントなどは取らない。そうなると、小学生の時に近所にいた子は、そうではなかったのだろう。そう呼べと強要されたお嬢様はお嬢様ではない。
ヘタれエッセイ

あの頃会社は煙かった

沖端朝日のヘタれなエッセイ。これはわたしが入社した頃の話。当時は喫煙する社員はあたりまえに自分の席で煙草を吸っていた。灰皿を洗って片付けるのは女性社員の仕事だったし、1日会社にいたら髪が煙草臭くなった。取引先の社員に煙草を買ってくるように言われたこともある。
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