
企業型DCを理解していない

投資? それって美味しい?
あなたは会社員ですか?
わたしは数年前まで会社員でした。たいがい長いこと会社員でした。
会社員をしていた頃(だけではないけど)のあれこれ話を『ヘタれエッセイ』の『仕事編』に書いていますのでお読みいただけると嬉しく思います。宣伝でした。
さてこれは、今になってわたしが後悔している話。
わたしが勤務していた会社には退職金制度があったのだが、後になって、企業型DCが導入された。企業型DC、いわゆる『企業型確定拠出年金』というものだ。
と書いたところで当時のわたしにはなにがなにやらまったくわかっていなかった。
退職金の一部を自分で運用するらしい。運用、なにそれ? 難しそう、恐そう。つーか、めんどくさい。
まあこんなもんだった。
導入されてすぐに会社が契約している銀行の担当者が会社にやってきて、企業型DCとやらの説明会を開いた。
社員は皆それに参加した。それで企業型DCについて理解できたかといえば。
そんなわけはない。
あんな数時間の説明会で理解できるわけがない。寝てる社員もいたぞ、きっと。
ポートフォリオ、なにそれ美味しい? の世界だ。
ちなみに投資でいうポートフォリオとは、株式、債券、投資信託など、保有する金融資産の種類や割合の組み合わせのこと、だそうだ。
よくわからないままにポートフォリオとやらを組んだ。最初に組んだそのポートフォリオを、わたしは結局退職する時までまったく変えることはなかった。
何年も企業型DCを運用(していた感覚もないが)し、最初はマイナスだった金額も、数年経つ頃にはなんとかプラスの数字になっていた。
わたしはまあこんなものかと、その数字に満足していた。
社内でも経理畑とかで投資に詳しい人は、ポートフォリオの内容を変えたりして運用成績を上げているらしいという話は聞いていたが、へー、ご苦労なことだね、くらいにしか思っていなかった。
自分がその頃組んでいたポートフォリオの内容については、お粗末すぎて今となっては口にしたくない。
本当にわたしは企業型DCについて理解していなかった。
どのくらい理解していなかったかといえば、退職するときに、企業型DCで運用していた分の金額はまだ受け取ることができないと知って驚いたくらいだ。
退職後、ようやく勉強を始める
会社を辞めて時間ができたのと、YouTubeのある金融チャンネルにハマったのをきっかけに投資の勉強を始めた。
このチャンネルは本当にためになった。チャンネルの運営者、というか「学長」といったほうが通りが早いか。
学長の話す内容は初心者にもわかりやすく、目からウロコがぼろぼろ落ちた。
後に学長が本を出版したときは速攻購入した。何冊か買って知人に配ったりもした。
ああ、もっと早くこのチャンネルの存在を知っていれば! いや言うまい。今日が一番若い日と学長も言っている。
話を進めよう。
退職したので、企業型DCからiDeCoへと切り替えた。
会社員だった頃は手数料や口座管理料を会社が負担してくれていたが、退職したからにはそれを自分で負担しないといけない。
ぶっちゃけると、銀行の管理料や手数料の高さに驚いた。切り替え要検討だ。
勉強を初めてまだ日が浅いし、まだまだ初心者に毛が生えたくらい。熱心に勉強しているかというと、まあ別にそんなこともない。
が、思う。今、心から思う。
なんてもったいないことをしたんだろう、と。
投資は時間を味方につけるものだ。投資している期間が長ければ長いほどプラスに働く。
ああ、せめて会社に企業型DCが導入されてすぐに投資の勉強をしていれば。
そうすれば今の状況はきっと変わっていたはずだ。

早くやっておけばよかった!!
若人よ、投資の勉強をしよう
過ぎた時間を惜しんでもしかたがない。今できることをしようではないか。
それで、なにが言いたいかといえばだ。
会社にいる後輩たちのことだ。
皆わたしと似たり寄ったりだった。投資の知識を持っている人など、おそらくほとんどいないだろう。
会社での会話に、投資の話が出てくることなどまったくなかった。
どころか、うっかり投資の話をしようものなら『仕事に身を入れていない社員』扱いされそうなくらいだ。
ほとんどの後輩たちが、なんとなく企業型DCをやっているに違いない。
ポートフォリオの内容を100パーセント元本確保型の金融商品にしている人もいた。
それ減らないだろうけど、増えもしないよ、とさすがに思った。
若人よ、キミらには時間という、投資をする上でのなによりの武器があるのだよ。
その武器を生かさない手はない。
知識というもうひとつの武器も手にして、後悔という名のわたしの屍を越えて、いざゆかん!
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