わたしはコーヒーが好きだ
飲み物はなにがいいかと聞かれたらコーヒーと答える。
コーヒーが好きだ。
しかし味にこだわりはあまりない。
インスタントでも美味しく飲むことができるが、自宅で飲んでいるのはもっぱら一杯ずつ入れるドリップタイプのコーヒーだ。
フックをカップの縁にかけてセットするタイプのもので、わたしはお湯が入れやすいよう、口が大きく開くメーカーのものを選んでいる。
なにかの飲み物がないと作業したり本を読んだりすることができない体質なもので、机の上には常にマグカップがある。
一番出番が多いのはコーヒーだが、時に応じてそれはハーブティになったりお茶になったりする。
とまあ、そんなぐあいでよく飲むのはコーヒーなのだが、だがしかし、コーヒーもあまり飲んでいると夜寝つけなくなってしまう。
ああ、昔はこんなことはなかった。何杯飲んでも夜は気持ち良く快眠していた。「わたしはコーヒーを飲んだ直後に爆睡できる」と家族に自慢していた日々はすでに遠い。
不眠はいやだ。しかしコーヒーは飲みたい。
両方の願いを叶えるべく、ノンカフェインのコーヒーを探してネット上をジプシーしていた。
ノンカフェインのコーヒーを数種類、試しに飲んでみた。
しかし続かない。いつの間にか普通のコーヒーに戻ってしまっている。
味はカフェインコーヒーのほうが好きなのだ。
バターコーヒーとはどういったもの
そんなある日、バターコーヒーなるものを発見した。
コーヒーにバターが入ってるの？ と、それまでバターコーヒーなるものを知らなかったわたしはちょっと驚いた。
えええ、どんな味がするんだろう、と思った。正直にいうなら味を疑った。
だがしかし、商品レビューはえらくいい。
商品紹介をガン見する。
ふむふむ、入っているのはバターパウダーで、一般的なバターに比べて飽和脂肪酸やトランス脂肪酸が半分以下とな。
さらにMCTオイルを追加配合ときましたか。
MCTオイルとはなんぞやと思ったが、Medium Chain Triglycerideの略で、中鎖脂肪酸油のことをいうらしい。吸収、分解が早いので脂肪として蓄積されづらいそうだ。
商品紹介のところをそのまま書いたが、ちょっとわたしの頭では理解が追いつかない。
えーと、つまり体に良いってことでいいのかな？
他にもいろいろ良さげな効果が書いてあるが、気になる人は商品紹介のページを見てください。
わたしが気になったのは以下のところだ。
このデカフェ（脱カフェイン）のバターコーヒーは、ダイエットやお通じにもいいらしい。大事なことなのでもう一度書こう。お通じにもいいらしい。
お通じ、そのことに困っている大人女子はけして少なくはあるまい。
ご多分に漏れず、わたしもその気がある。レベルはどのくらいだろうか。
会社勤めをしていた頃、同僚女性が１週間はゆうに出ないといっていてすごく驚いたのだが、彼女のレベルを『社長』とするなら、わたしは『係長』いや『課長補佐』くらいか。
ふと気づくと、あれ、数日お見かけしていないな、となる。
こうなるとなにやら腹が重かったりするのだが、どんなに頑張っても出ないものは出ない。
出たところでゴルフボールより２回りは小さい。あれはつらい。
バターコーヒーの現物はこんな感じ
スリムな外箱
集合ポストにもばっちり入る
中身はこんな感じ
分包タイプで、３０本入り
話をバターコーヒーに戻そう。
好奇心を抑えることができなくなったわたしは、さっそくバターコーヒーを買ってみることにした。
わたしが選んだのは「つまらんショップ」の「MCTオイル配合バターコーヒー デカフェ オーガニックバタープレミアムコーヒー 30包」だ。
まずは１箱注文する。わたしは楽天で購入したが、１箱でも送料無料なのはありがたいね。
スリムな箱にはいっていて、１箱３０本入り。お値段は税込みで１８１４円（沖端購入当時）だ。
注文したら次の日には「発送しました」メールが入った。ここはメーカーからの連絡もマメで早いが、届くのも早い。
分包タイプになっていて、細長いスティックが入っている。スティック１本でカップ１杯分のようだ。
スティックで入っているので、持ち運びができるのも便利ではなかろうか。
わたしは家でしか飲まないのだが、職場に持っていって飲むこともできる。
地味に嬉しいのが、集合ポストにも入るサイズで届くこと。
わたしは集合住宅に住んでいるので、ポストは当然集合ポストだ。
あいにく宅配ボックスは設置されていないので、集合ポストに入らないサイズだと、不在のときに品物を受け取ることができない。
荷物が届くのを待ち構えるのも、再配達を依頼するのも面倒くさい。
なので、集合ポストに入るサイズで届くのは誠にありがたい。
さっそく飲んでみた。ブラボーです！
ほんのり甘くて美味しい
さて、さっそく飲んでみよう。
まずはなにも入れずにそのまま飲んでみる。
バターの味、というか風味はほんのりするようだが、それはバター味というよりも、ほのかな甘みとして感じる。
バター臭さといったものは、わたしは特に感じなかった。
そのままでも充分美味しく飲めるのだが、わたしは普段はコーヒーに牛乳を入れて飲むので、このバターコーヒーにも同じように入れた。
牛乳を入れても美味しいのは同じだ。ノンカフェインのコーヒーを飲んでいたときに感じていたような物足りなさもない。
そして、ああそして。
これがバターコーヒーの大きなポイントだったんですね、きっとそうですね！
お通じがよくなったんじゃないでしょうか！
前の行でひどいときは数日に一度の『課長補佐』レベルと書いた。
ゴルフボールより小さいおでましだとも書いた。
トイレのドアを開けて出てきたときに、こんなに達成感を感じたのはいつぶりだろう。
ほぼ毎日バターコーヒーを飲んでいるが、毎日達成感を感じるとは限らない。
出ないときももちろんあるのだが、以前に比べると、達成感度はあきらかに高い。
味をしめたわたしは、バターコーヒーを飲み続けることにした。
余談だが、購入したときに、到着後にレビューを書くとクーポンを受け取ることができて、次回の注文時に３００円オフになるのも嬉しい。
１箱ずつ買うのが面倒になってきたので、今は２箱ずつ買っている。
２箱注文しても、集合ポストに入るサイズで送られてくる。素晴らしい。
ブラボー、シェフを呼んでくれたまえ！
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