それはわたし編

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スケートの(痛い)思い出

沖端朝日のヘタれなエッセイ。中学生のときに友人たちとスケートをしに行った。重いスケート靴を履いて、滑っているんだか転んでいるんだかという具合だったが、次第に慣れてきた。友人たちと横一列に並んで、手をつないで滑り始めた。ひとりが転び、つられて次々と転んでいく。わたしも転んだ。転んだ後に起きた悲劇。
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面倒くさがりなことは自覚している

沖端朝日のヘタれなエッセイ。わたしはめんどくさがりだ。女としてそのジャンルがめんどうなのはどうなんだ、と思われるところまでめんどくさがりぶりは及んでいる。そんなことをしているとおしゃれなママに「恋愛しなさい」と叱られる。「恋愛をする」に付属するあれこれを考えるだけで疲れてしまった。
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自室に固定電話を引いた頃の話

沖端朝日のヘタれなエッセイ。まだ携帯電話が影も形もなかった頃。自分の部屋には家の電話機の子機を置いていた。が、長電話をしているとなぜか母が勘づいて邪魔をしにくる。わたしは一念発起で部屋に専用の固定電話を引くことにした。わたしは浮かれたが、専用電話を引いたばかりに様々なことが起こる。
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スキーの思い出

沖端朝日のヘタれなエッセイ。高校の修学旅行は長野県でのスキーだった。雪にさほど縁のない福岡育ちなので、スキーをしたのはそのときが初めてだ。3日半ほどスキー場にいたと思うが、そのうち3日間はずっと吹雪。吹雪の中でスキー教室は行われた。そして雪の中へ顔から突っこんでいった。
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振袖の思い出

沖端朝日のヘタれなエッセイ。振袖を着たときの思い出。成人の日に振袖を着たときは、ものすごく体調が悪かった。着付けと写真撮影をした時点で体力が尽きて、成人式には参加しなかった。会社の新年会でふたたび振袖を身に着けた。せめて着物姿を見てほしいのに、上司から仕事をいいつけられた。
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イケメンにメイクをした話

沖端朝日のヘタれなエッセイ。デザイン系の専門学校へ通っていた頃の話。クラスメイトの面白がりなイケメンくんにメイクをすることになった。どこからそんな流れになったのかはさっぱり覚えていない。ノリノリのイケメンくんに女子3人でメイクをする話。
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ザルと下戸のあいだに

沖端朝日のヘタれなエッセイ。上の姉はまったく酒を飲めない下戸で、夫である義兄は顔にも出ないザルだ。ザルと下戸を両親に持つ子どもはどのくらい酒を飲めるものだろうかと疑問に思ったわたしは、今回甥っ子3人に酒に関するアンケートを取ってみた。
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これがジェネレーションギャップというものか

沖端朝日のヘタれなエッセイ。ジェネレーションギャップを感じたシーンをご紹介。電車の中で、声をかけても場所をキープしたままスルーする若い女性。かと思うと、シートを譲ってもらって複雑な気分に。会社の後輩女子とお茶を飲んでいたらここでもギャップをつきつけられてしまったよ。
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あれは一方通行の想いだったのか

沖端朝日のヘタれなエッセイ。沖端は『彼』と想いを通じ合わせていると信じていた。『彼』の家の前を通りがかるたびに『彼』に挨拶をし『彼』を抱き上げた。『彼』もそれを喜んでいた。ずっとそう思っていた。だがある日、沖端は『彼』に拒絶されてしまった。沖端がショックを受ける話。
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ラブストーリーは突然に、始まらない

沖端朝日のヘタれなエッセイ。休日の雨上がりの午後、近所のスーパーへ買い物に出かけた。買い物を終えて帰ろうとしたらサンダルのベルトが切れた。裸足で歩いていたら濡れたコンクリに足をとられた。買い物袋ごと転んだら親切な男性に声をかけられた。ラブストーリーが突然に始まるのか?
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