覆水盆に返らず

失敗した猫
覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)

一度してしまった失敗は、取り返しがつかないこと。いったん別れた夫婦の仲は、もとには戻らないというたとえ── 新明解故事ことわざ辞典

個人的な事情


諸事情により、長年勤めた会社を辞めることになった。
いろいろとあったが、わたしにとっては考えた末の円満退社のつもりだ。

さて、退職したからといって(主に財布の事情により)FIRE生活を送るというわけにもいかない。
人生後半戦のテーマは『本と共にゆるく生きる』なので、フルタイムではなく短めの仕事を探すつもりでいた。
だがしかし年齢的なこともあるし、あえて特筆するほどのスキルもない。

なにか資格取得の勉強でもしようかと考えていたところ、わたしの興味のある分野で、比較的新しい資格ができていたのを知った。
この資格があれば、仕事を探すときにも役に立ちそうだ。(もう少しぶっちゃけると、時給の相場が高くなる)

さあ、勉強だ。しかし寄り道をする

さあ、やるぞ!


というわけでさっそくU-○ANに申し込んで教材を取り寄せた。
ただタイミングが少しばかり悪く、その年の受験日はすでに間近で、試験の申込期間はとうに過ぎていた。
試験は年に1回なので、丸っと1年後しか試験を受けることはできない。
まあいいか、1年かけてゆっくり勉強できると思えばいいんだし。

箱で届いた教材を前に、これからの1年の勉強スケジュールを考える。
自慢ではないが、こつこつ作業は好きなほうだ。
1日に少しずつ、こつこつと勉強を進めていった。
テキストを終えるたびに課題を郵送し、返ってきた添削レポートをチェックする。

途中でブログ作りに夢中になって(ムキになったともいう)勉強が二の次になった時期もあったが、それでも勉強が中断することはなかった。

こつこつ勉強を進めているうちに日は過ぎ、そろそろ受験申し込みの時期ではないか、と気づいた。
U-○ANからのメールや県のホームページで受験日はすでに確認していた。
手帳の該当日にも『受験日!』と赤で書いた。
受験日まであと3ヶ月だ。そろそろ申込期間だろう。

ここのところブログにかまけていたので、県のホームページをまったく見ていなかった。
久しぶりに開いた県のホームページで試験の申込期間を確認する。
そうしたら。ああ、そうしたら。

期間はとうに過ぎていた

す、過ぎている……

申込期間は過ぎていたよ。そりゃもう2週間も前に終わっていたよ。
マジか、としばし呆然とホームページを凝視した。

やってしまった、またやっちまった。
沖端のうっかり黒歴史がまた増えてしまった。

U-○ANからのお知らせにも、申込みのことは何度も書かれていたのに、申込みを忘れないでくださいね、と念押しをされていたのに。
試験が終わるまでしっかりサポートしますよ、と心強い言葉が綴られていたのに。

悔やんでも時間が2週間前に戻ることはない。
申込期間が延長されることもない。
また1年受験が先延ばしになってしまった。

これから届くU-○ANからのお知らせを、どんな顔で読めばいいんだろう。
顔を隠したいので、誰かお盆を貸してください。

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