消えた排水溝のフタ

ショックを受ける女性

部屋のキッチンは狭い

めちゃ狭いんです

住んでいる集合住宅のキッチンは狭い。小さいシンクにコンロは1口の、いわゆるミニキッチンというやつだ。
内見に来たとき、案内をしてくれた不動産会社のお姉さんに、「え、これキッチンですか?」と2度聞いたくらい驚いた。

けして料理上手ではないし、ましてや料理好きでもないが、このキッチンはないだろう、と思った。
結局他のもろもろの条件があり、キッチン、とその他にも少々、に目をつぶって今の部屋を選んだわけだが。

このキッチンは使い勝手があまりよろしくない。キッチンに立って作業をしていると苛立つことが多い。が、前述した通り、特に料理好きではない、というか、なるべくなら料理をしたくない性格なもので、なんとか折り合いをつけている。

というわけで、今回はキッチンの、というか、排水溝の話だ。
シンクが小さいので、当然というか、排水溝も小さい。深さはそれなりにある。

排水溝にはネットをかけているが、『浅型用』を使っている。
そして排水溝には黒いフタがセットされている。縁取りされた中が放射線状にびらびらしている、いわゆる『菊割れゴム』というものだ。

シンクの景色がいつもと違う

あるゴミ出しの日に、わたしはシンクの生ゴミを片づけていた。ちなみに三角コーナーを置くと場所を取るので、自立式の穴あきビニールを置いている。

いつものように生ゴミを片づけ集合住宅のゴミ置き場にゴミ捨てに行く。
シンクを洗ったら終了だ。

それに気づいたのはたしか翌日だったと思う。
わたしはいつものようにキッチンでコーヒーを淹れていた。

一杯ずつ淹れるドリップのコーヒーなので、淹れ終えたあとのパックを生ゴミ入れに入れて、ふと違和感を抱いた。
シンクの景色がなにか違う。わたしはまじまじとシンクを見、そして気づいた。

排水溝のフタがない。
え、と思い、さらによく見た。しかしよく見るほどにはシンクは広くない。すぐに見終える。
ない、排水溝のフタが、黒のびらびらがない。

シンクだけではなくキッチン全体を見、しかしよく見るほどキッチンは広く略。
もしや落としたかと床を見、敷いているマットもめくってみる。
ない。やはりない。探してもないものはない。

原因らしきものに思い当たった。昨日シンクの生ゴミを片づけたときだ。生ゴミ入れには水抜きのための穴がたくさん空いている。
そして排水溝のフタ、菊割れゴムは、長年使っているので、ゴムの割れている部分が開き気味になっていた。

もしや生ゴミ入れの穴の部分にゴムがひっかかったのではないか。
それに気づかず、わたしは排水溝のフタごと生ゴミをゴミ袋に入れてしまったのではないか。
考えれば考えるほどそれが正解のような気がする。いやきっとそうなのだろう。そうでなければこんなに探してもフタが見つからない理由がない。

フタがない!!

しかたない、注文だ

ああ、だとするならば、ゴミ袋はとうに回収されているだろう。
さようなら、長年使った菊割れゴム(8センチ)よ。

わたしに残された手段は新しい菊割れゴムを楽○で購入することだけだ。
ちなみに『菊割れゴム』という名前は、楽○で探して初めて知った。

幸いすぐに見つけることができ、わたしは迷わずにポチった。
数日後、商品は届き、わたしは真新しい菊割れゴムをセットした。注文する前に大きさを計っていたので、ぴったりだ。

これでいい。一件落着だ。
新しい菊割れゴムは当然だがゴムがめくれていたりなどしないので、結果排水が遅くなり、シンクに泡だの水だのが溜まりやすくなったのは後の話。

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