
気が重い原因は

ああ、気が重い
気が重い。重いったら重い。
理由はわかっている。明日健康診断を受けるからだ。
いや健康診断は必要なことだ。ありがたいことじゃないか、会社が無料で受けさせてくれるんだ。自分で受けようと思ったらいったいいくらかかることか。
と、ポジティブに考えようとしても嫌なものは嫌だ。
胃カメラ。ああ、胃カメラ。なぜキミは鼻から入れなければいけないのか。
いや口から入れてもいいんだろうけど、より苦痛が少ない(と思われる)ほうを選んだ結果、鼻から胃カメラになったわけだが。
あれは苦しいよ。もうちょっとどうにかならないものなのか。顔面からあらゆる液体が流れてくるよ。
「流しっぱなしにしてください」と看護師さんは優しく言うけどさ、人として、女性として大事ななにかまで流れていきそうな気がするよ。
過去の大きな苦しみは現在の苦しみを軽減するのか

痛いし、苦しいよ
こんなときわたしは過去にマンガで読んだストーリーたちに突っこみを入れたくなる。
彼らは言ったものだ。自分はすでに大きな苦しみ(あるいは痛み)を経験している。
だからいま味わっているこんな痛みなどたいしたことはない、と。
ちょっと待て。過去に経験したことは経験したこととしてもだ。いま痛いのは痛いし、苦しいのは苦しいよ。
たとえ過去に骨折した経験があったとしても、いま突き指したら痛いと思う、たぶん。
そうだよ、過去に骨折しようが脱臼しようが、突き指は痛い。なんなら深爪だって痛い。
それをいうなら、わたしは過去に頭蓋骨に穴を空けて脳の手術を受けたけど、胃カメラは苦しいし、恐い。
過去の大きな痛みの経験が、現在のさほど大きくはない痛みを軽減してくれるなんてことはない!
個人の感想だが!
わたしはここに経験による軽減説に異を唱える!
ホントお願いします
だからもっと細い胃カメラのチューブを開発してください!
いやわかるよ、いまのストローサイズだって、先人たちの努力と研究の成果だということはよくわかる。
だがしかし、せめてうどん(細麺)サイズに、よければラーメンサイズくらいにならないものか。
いっそのこと腹の外から胃の中を見ることができるようになればなおよし。
わたしが生きているうちにお願いします。