ウォーキングをさぼったら体重が戻った話

ウォーキングに陰りが見える

2025年に入ってからウォーキングに精を出すようになった。目的は運動不足解消と体重減少だ。ちょっとだけ体重減少に目的の比重がかかっているかもしれない。

2ヶ月ほどは体重減少的にまったく効果がなく、気力が萎えかけた。
3ヶ月目からなんとかじわじわと体重が減り始めたが、ウォーキングに飽きも入ってきた。

なので、ゲーム機能もある万歩計を買ったりしてテコ入れをした。
このテコ入れは効いた。増えたり減ったりを繰り返しながら、ちょっとずつ体重は落ちていった。近年感じることのなかった達成感を味わったりした。
ヘルスメーターに乗るときに期待感を感じるなんて、いったいいつぶりだったろう。

が、ここへきて新たな壁が立ち上がってきた。
壁の名前は梅雨と夏だ。
雨が続いてウォーキングができなくなった。2025年の梅雨は案外短かった。
だがその短い梅雨の間に、わたしの体はウォーキングをしないでいることに慣れていった。
人間楽にはすぐ慣れるものだ。

新たなる敵の名は夏

強敵が現れた!

こんなことではいけない、ウォーキングを続けなければ、と思うには思ったのだが。
梅雨の次には夏がやってきた。そう、夏だ。夏は暑い。とてもじゃないが、日中に外を歩く気になれない。うっかり歩いたら倒れてしまいそうだ。

わたしなりに工夫はした。暑くなる前の時間に歩けばいいと思い、夜明けに歩いたりもした。
しかしわたしは夜型だった。寝る時間が遅くて、真夜中だ。ヘタしたら明け方だったりする。
半徹夜の状態で歩くのが、なかなかにきつい。

明け方にうっかり寝入ってしまうと、起きたときにはすでに日光が照りつけている。わたしにはあの外気温の中をウォーキングする根性はない。

というもろもろがあり、ウォーキングの間隔がどんどん遠くなってきた。
わたしが使っている万歩計は日本地図を描いていくものなのだが、半分まで描いたところで亀の進み具合になってしまった。(30倍速で歩いているのに!)

そしてくどいようだが夏だ。暑い。冷たい飲み物やアイスが美味しい季節だ。いやアイスは季節を問わずに美味しいけどね。
甘味のある炭酸をやたらと飲むようになった。ジンジャーエールとかね。
かき氷系のアイスをやたらと食べるようになった。

そしてわたしはナッツが好きだ。近くのスーパーにナッツの大袋入りを発見し、この夏はやたらと食べた。ナッツはカロリーが高いという。知らないわけではないが、わかっちゃいるけどやめられないというやつだ。

涙のリバウンド

あっという間に戻ったよ

そんな生活を過ごしているとどうなるかというと。
ウォーキングに精を出す生活を半年以上かけてようやく4キロちょっと体重は落ちたのだが。
ものの1ヶ月で3キロ戻った。

体重は落ちるときはかなりじわじわなのに、そして増えたり減ったりして波があるのに、戻るときはなんであんなにさくさく戻るのだろう。ちょっと本気でヘコんだ。

本気でヘコんでいるのだが、間隔を開けて歩いているうちに、ウォーキングがなんとなく面倒になっているのも事実だ。
ああ、せっかく習慣になったと思ったのに!
いい習慣って、どうしてこんなに根付きにくいんだろう。

これはわたしに根性がないというだけの話なのか?
これを書いている現在は8月末だ。夏だ。まだまだ暑い。
しかし炭酸とアイスとナッツは美味い。わかっちゃいるけどやめられない。

もうちょっと涼しくなったら、夜明けじゃない時間でも歩くことができるようになったら。
わたしは再びウォーキングに精を出すことができるようになるだろうか。
リバウンドした体重を再び落とすことができるだろうか。

アイスとナッツはやめられる気がまったくしない。
今後、わたしのウォーキング事情がどうなるのか。
わたしにもまったく見えてこない。