
痒いのは耳だ

痒い痒い痒い
いや、伏せ字にするほどヤバい箇所ではない。
耳のことだ。
わたしは耳掃除は綿棒派だ。なぜなら耳あかがウェットタイプだからだ。
朝起きたときや風呂上がりなどにせっせと綿棒を使う。
綿棒は軸が紙製でしっかりしているものを選んでいる。以前プラスチック軸のものを使ったことがあるが、わたしがあまりに力を入れるからか、途中で軸がぽきぽき折れて使いづらくてしょうがなかった。
それくらいわたしは力を入れて耳掃除をする。
聞いたところによると、耳掃除もあまり頻繁にはしないほうがいいらしい。
数日に1回とか言う人もいる。
無理だ、とわたしは思う。そんなに耳掃除を我慢することはできない。
なぜならとても耳が痒くなるからだ。
そして流血する

血が出るまで掻いてしまう
こんなに力任せに耳掃除をしていいのだろうか、とか思ったりもする。
あまりよくないんだろうなあ。ひりつくこともあるし、血が出ることもある。なんなら耳の中を掻きすぎて傷ができて膿が出ることすらある。あれは痛かった。
綿棒の先に血がつくことなんて、ままあることだ。
なぜそんなに力を入れて綿棒を使っているかというと、痒いからだ。
そんなに耳の中が痒くなるものなのか、と自分でも思うが、とにかく痒い。
あまりにも痒くなるものだから、これはちょっとおかしいかもしれないと思い、耳鼻科へ行ったことがある。
耳がとても痒くなって、血が出るまで綿棒で掻いてしまうんです、と。
医師はわたしの両耳を診察した後で言った。
「耳の中に湿疹がありますね」と。
湿疹? 耳の中に湿疹?
なんでもわたしの耳の中には、両耳とも湿疹があるらしい。
耳の中って湿疹ができるんだね、初めて知ったよ。
そして納得だ。湿疹があるからこんなに痒いのか、と。
治りますか、と問うわたしに、医師は、治りませんね、とあっさり告げた。
治らないんかーい。
だからわたしはこの先も耳の痒みとうまくつきあっていくしかないのだ。
とりあえず力任せに綿棒を使うのはやめて、ちょっとだけ力を抜こう。
痒いときはつい力が入るから注意しなければ。せめて流血しないようにしたい。
そうそう、無印○品の紙軸の綿棒はお気に入りです。