三つ子の魂百まで

園児
三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)

少女マンガと共に育った


少女マンガに囲まれて育ったわたしは、今でもエンタメ系の物語が大好きだ。
たいがいいい年になったが、ライトノベルから抜け出せる気は全くしない。

部屋の本棚には購入しただけで読んでいない本が山のようにあるのに、Kindleアプリの中にも落としただけで読んでいない書籍データが山のようにあるのに、気がつけば密林でなにか好みの本はないかと物色している。自覚はあるがほとんど病気だ。

そんなわたしには、本のストーリーやキャラクターに関してつつかれるとすぐさま反応するツボがある。
いくつかあるが、代表格であるキーワードは『腹黒キャラ』だ。
読者のレビューに『ヒーローが腹黒+強引ですてき。ヒロイン(狙った獲物)ゲットに手段を選ばない鬼畜ですね』などと書かれていようものなら、次の瞬間にはポチっている。

そんなわたしのツボ

なにゆえこんなにもわたしは『腹黒イケメン』に惹かれるのか。
それはわたしの性格が悪いからとかではなく、実生活に色気とロマンがないからという理由でも事実ではあるがもちろんなく。

子どもの頃に読んだ少女マンガの影響をもろに受けているからだと思われる。
子ども心をきゅんきゅんさせながら読んだマンガだった。

ヒストリカルストーリーだったけど、時代設定はいつだったかな。えーと、19世紀くらいのヨーロッパ?
ごめんなさい、今度実家に置いている本を読んで確認しておきます。

今でもきゅんきゅんです

あらすじはこうだ。
ヒロインは孤児院で育った、貧しくも心優しい美少女。ヒロインには想い合った青年がいる。青年が貴族なので、周囲の反対にあうのはお約束だ。

その一方、ヒロインに熱い想いを寄せるもうひとりの青年がいる。こちらも貴族。やり手のビジネスエリートだ。
ビジネスエリートの青年は、ヒロインに想いを告げるも振られてしまう。

そんなとき、ヒロインが実は貴族の生まれであったことがわかる。
ヒロインは、祖父が差し向けた迎えと共に親元に向かうが、乗った豪華客船が途中で事故に遭う。

船に乗り合わせてヒロインが助けたスリの少女が、ヒロインの境遇をうらやんで事故に乗じてヒロインを殺そうとする。
どっこいそこはヒロインで死ななかったのだが、そのときの怪我が原因で記憶を失ってしまう。

スリの(途中からはスリなんて可愛い犯罪ではなくなるのだが)少女がヒロインに成り代わって貴族家に乗りこんだり、再会したヒロインを陥れようとしたり、ビジネスエリートに惚れて横やりを入れたりとはらはらどきどきの展開が待っている。

それはともかく、ビジネスエリートはヒロインが記憶を失ったのを幸いと「君は僕の婚約者なんだよ」とトンデモ発言をかまし、まんまと自分の屋敷に連れ帰ってしまう。
(ここまで書いて気づいたが、わたしには『記憶喪失物』というツボもある)

ヒロインがその時代では珍しいキャリアウーマンとして頑張る姿も描かれて、なんとも壮大なドラマだった。掛け値なしに面白い! 今でも面白く読める。

わくわくとどきどきがそこにあった

わくわくして読んだよ

子どもの頃のわたしは、月に1回の雑誌の発売日を首を長くして待っていたものだ。
待ちに待った雑誌を手にした日、ページを繰っていたときのわくわくと浮き立つ気持ちは今でも思い出すことができる。

ビジネスエリートで女性に興味がないといわれていたヒーローが、ヒロインを囲いこむためには手段を選ばなかったり、他の女性には冷たいヒーローがヒロインにだけはデロ甘だったり、そのくせちょっとヘタれだったり。

ヒロインはといえば、記憶を失う前はヒーローを嫌っていたし、記憶がないのに婚約者だといわれて戸惑ったりしたものの、ヒーローと接するうちに、その人柄や仕事ぶりに次第に惹かれていく。
その展開にはそりゃもうハートを射貫かれたものだ。

こう考えると、今もそのころとさほど好みは変わっていない。
えーと、マンガを熱く語りすぎてうっかりテーマを忘れそうになったけれど。

なんだっけ、えーと、そうそう、子どもの頃に好きになったものはずっと忘れないよと。
そういうお話でした。

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