ダイエットとリバウンドの間に

ウォーキングを頑張ったんだ

ホントに頑張ったんだよお

2025年に入ってからウォーキングに励んでいた。目的は運動不足の解消とダイエットだ。ちょっとしゃれにならないくらいに体重が増えてしまった。

年1回受けている健康診断でも、医者から「これ以上は体重を増やさないように」と言われてしまったくらいだ。去年までは「まあこれくらいならいいでしょう」だったのに。
泣いてもいいですか。

まあそういうわけでウォーキングを頑張っていたのだ。
途中モチベーションが下がったときは万歩計を買っててこ入れした。

最初はなかなか体重が落ちなくてへこんだが、それでも続けているうちに、じわじわと落ちてきた。
半年で4キロちょいくらい落ちただろうか。数字は大きくないが、個人的にはけっこう満足だ。やればできるよ、自分。これだけ体重が落ちれば医者からも「よく頑張ったね」と言われるに違いない。でももうちょっと落としたいな。
などと思っていたのだ。

しかし夏になってからは

が、夏になってウォーキングの回数ががくんと減った。
なぜか。暑いからだ。とてもじゃないが日中に外を歩く気になれない。
夜明けどきのあまり暑くない時間に歩くようにはしたが、歩く回数が減ったことに変わりはない。

そして炭酸やアイスをやたら口にするようになった。なぜか。暑いからだ。
さらにナッツもやたらに食べた。なぜか。好きだからだ。

ウォーキングを習慣にすることには時間がかかったが、「ウォーキングをしない」状態にはあっという間に慣れた。
人間楽にはすぐ慣れるものだ。

そうするとなんということでしょう。たちまちのうちに体重が戻ってきた。
体重が減るときは本当にじわじわだったのに、減ったり増えたりしていたのに、増えるときはなんでこんなに瞬く間なんだろう。

あっという間に戻ったよ

……戻った

ヘルスメーターに乗るたびに数字は増えていく。
あわあわしている間にも確実に数字は変化していく。もちろん上昇の方向にだ。

まずい、とは思っていたが、アイスもナッツもやめられなかった。
そしてウォーキングの回数も減ったままだ。

4キロちょい落とすのにゆうに半年かかったというのに、ひと夏でほぼ元に戻ってしまった。泣いてもいいですか。
例年夏に行っていたが、今年の健康診断にはまだ行っていない。医者からは「体重は変わっていないね」と言われるのだろうか。なんだか視線が遠くなるよ。

そして今は10月だ。ようやく涼しくなってきた。
夏の間は24時間入れっぱなしだったエアコンも、ようやく切る時間が増えたきた。
扇風機代わりのサーキュレーターはまだ入れっぱなしだけどね。
暑がりなんだよね。

わたしは自分に問いかける。
またウォーキングを頑張ることができるだろうか。
一からやり直すつもりでダイエットができるだろうか。

ウォーキングに精を出すようになってからの半年間の努力と一喜一憂(体重が減ったり増えたりしたからだ)、それが瞬く間に無になった一夏を思い起こす。

わたしは自分の怠け心に勝つことができるのか。
自問自答を繰り返す日は続く。