猫を恋う話

2匹の猫ハート尻尾

もふもふが好きだ

あいらぶもふもふ!

わたしはもふもふが好きだ。もふもふの中でも猫が好きだ。
しかし今住んでいる部屋はペット厳禁だ。もふもふと暮らすことはできない。

もふもふ禁断症状を緩和するために、部屋にはもふもふを偲ぶものが多種存在する。
小物や日用品、ガチャガチャで取った猫のキャラクターなどだ。

ちなみに猫ガチャのお気に入りは越後屋と悪代官のセットものだ。小判が入った菓子箱などの小物もあり、よくできている。悪代官が使っている脇息をいつの間にかなくしてしまって軽くショック。調べてみたら『おぬしも悪よにゃう』という名前がついていた。

そして猫好きの宿命として『フェ○シモ猫部』のグッズも好きだ。どうしてあんなに次から次へと猫好きのハートを鷲掴みにするグッズが出てくるのだろうか。

うっかり買ってしまったもこもこ

鏡を見てしまった

うっかりサイトを開くとずぶずぶとハマりこんでいくので、あまり開かないように気をつけているくらいだ。
さて、以前『フェ○シモ猫部』から服を買ったことがある。服というか、部屋着だ。部屋着というか、猫になることのできる着ぐるみというべきだろうか、全身で着るタイプのものだ。

フードには耳もついている。手のひらまで覆う袖には肉球もついている。ズボンには尻尾もある。もちろん全身もこもこだ。
トイレに行くたびに一度脱がなければいけないのが少々手間だが(行こうと思えばそのまま行けるのだろうが)いい、これはいい。

猫の着ぐるみは大層可愛いものだった。
だがしかし、鏡に映った自分を見たときに、ふと我に返った。

たいがいいい年をした女のこの格好は果たして許されるものだろうか、と。
いやいや自分の部屋の中でしか着ることはないんだし、どんな格好しようと自由でしょう、とも思った。

いやしかし、万が一突発的ななにかが起こりでもして、わたしが猫の部屋着(というか、着ぐるみ)を着て部屋の中であっけなく最期を迎えでもしたら一体どうなる?
はかなくなったわたしを発見した姉夫婦はどう思うだろう。
(第一発見者は上の姉夫婦という設定)

アサヒ、どうしてこんなことに、と姉夫婦が驚愕したり嘆いたりするシチュエーションだろうが、そのときにわたしが猫の着ぐるみを着ていたらどうする?
姉夫婦は泣けばいいのか突っこめばいいのかわからなくならないだろうか。

わたしは部屋着を着た姿を鏡の向こうに見たままで思った。猫の全身部屋着は可愛い。それはもう文句なく可愛い。異論は認めん、というやつだ。
しかし、猫の全身部屋着を着た自分の姿を見るのはいたたまれない。

結局わたしは部屋着を一度着ただけで、クローゼットにしまいこんでしまった。
その後、同僚の中学生の娘さんにプレゼントした。喜んでもらえたようで、よかった。

誘惑はまたもやってくる

相変わらずもふもふに飢える日々を過ごしているのだが、誘惑はまたもやってくる。
とある美容グッズを楽○で購入したときだ。

届いた商品の箱の中に、他の商品が記載されたチラシが入っていた。
なにげなくチラシを見ていたのだが、ある商品の紹介コーナーに視線が吸い寄せられた。
『フェ○シモ猫部とコラボ』したとある。
なんて心惹かれるフレーズだろう。

商品紹介文を熟読する。
『猫を飼いたいけど飼えない方に』
『本物の猫みたいな毛並みとさわり心地のクッション』
『カイロ内蔵で温かい。背中をなでるとゴロゴロ音。猫の鼓動も感じる』
なんということでしょう。世の中にこんな商品があったんですね。

クッションはまるで猫がうつ伏せて寝ているかのよう。姿もそのままで耳も尻尾もある。
これは、これはたまらん。たまらんですばい。

部屋が狭い上に本が溢れているので、物を増やさない誓いを立てたばかりだが。
ポチるのか、それとも耐えるのか。どうする、沖端!

〈PR〉

タイトルとURLをコピーしました