
年賀状の話

Happy new year!
新年一発目ということで、年賀状の話にしてみようと思う。
いやあ新年にふさわしい話だねえ、といっても新年も数十回経験しているとさほど新鮮味も、げほほっ、いやいや気持ちが改まるよねえ、実に。
というわけで、年賀状の話だ。
年賀状を出すか出さないかは人によるだろうが、わたしは出していた。今も出している。
会社員をしていた頃で、辞める数年前くらいが一番出していた枚数が多かっただろうか。多かったといっても40枚前後くらいだが。
会社によってこれまた出す出さないの慣習があるだろうが、わたしが勤めていたところ(わたしの周りだけかもしれない)では同じ部署内の人、女性社員は数が少ないので部署に関わらず事業所内全員、という感じで出していた。
これでなにが困るかというと、同僚が退職や異動したときだ。どこまで追いかけて出せばいいのかがわからない。
去年まで出していたのに、上司が定年退職したからといってすぐに止めるのもいかがなものか。同じように同僚が転勤したからと出すのを止めるのもどうだろうかと。事業所が変わっても業務で関わることも多いし。
仲良くしていた女性が退職したときもこれまたすぐに出すのを止めるのもなかなかやりづらい。
相手はわたしに気を遣ってくれるのか出してくれたりするからなおさらだ。
年賀状のやりとりって難しい
とそんなこんなで退職や異動した人にも変わらずに年賀状を出し続けることになる。新しく異動してきた上司や同僚にも出すことになる。
そうするとだ、年賀状を出す枚数はじわじわと増えていく。
ならばまったく枚数が減ることはないのかといえばそんなこともない。
たとえば退職した同僚の場合だ。退職した後は会うこともなくなり、年賀状のやりとりだけのつきあいになってしまう。
数年続けるうちに、今年はどうしよう、まだ出したほうがいいのかな、と思うようになる。
思いきって出すのを止める。すると先方からは元旦に年賀状が届いてちょっと気まずく思う。元旦か2日あたりに慌てて相手に出すことになる。先方に着くのは3日か4日あたりか。
あるいは毎年元旦に届いていた年賀状がある年届かない。これまた3日か4日に届いたりする。これはわたしが書いた(そして元旦に届いた)年賀状への「お返し」だ。
この「お返し」で年賀状が届くようになるあたりでなんとなく察する。これは、もう年賀状は出さなくていいですよ、というサインなのだと。
「お返し」も届かないとすっきり止めることができるが、「お返し」があったときは念のために翌年に再度年賀状を出したりするので、この方式だと年賀状を止めるまで2、3年かかることになってしまい少々まどろっこしい。
ここまで書いてふと思い出したけど、同じ事業所に勤務していた女性の先輩がいて、わたしとはあまり仲がよろしくなかった。というよりけっこう嫌われていた。
なぜ嫌われていたのかがわかるかというと、先輩に「わたし沖端さん嫌い」と言われたからだ。
人畜無害な性格(友人談)であまり敵を作らないタイプなのだが、まあこれもウマが合わないというやつなのだろう。
で、その先輩とも慣習として毎年年賀状をやりとりしていたわけだが、先輩が他の事業所に異動した年にわたしは年賀状を書くのを止めた。先輩からも届かなかった。
こんなところだけはタイミングが合うなとちょっとおかしかった。
やりとりをすっきりさせよう

すっきりしたよ!
話を戻そう。年賀状を出すか出さないかでもやもやすることが多かったが、自分なりにルール作りをすればよかったかもしれないと思った。
たとえば退職なり異動するなりした上司、あるいは同僚には退職や異動後2年は年賀状を出すけどその後は出さない、とか。
それでもすっぱりとは止められないだろうが、止めるきっかけもできずに何年も長々と出し続けるよりはいいかもしれない。
会社を辞めた年だったか次の年だったかに、わたしは年賀状のやりとりをもっとすっきりさせることにした。
やりかたは簡単だ。
年賀状にはいつもコメントを添えることにしているが、その年のコメントに「本年にて年賀状を卒業いたします」の一言を加えただけだ。
これで会社繋がりや惰性での年賀状のやりとりがなくなった。コメントを書いた人で、次の年に年賀状が届いた人はいない。
現在は友人とごく一部の会社員時代のお世話になった人だけに年賀状を出している。枚数は1桁だ。
すぐに書き終わるし、とても楽になった。

