ダイエットとリバウンドの間に 続き

震える猫

ダイエットとリバウンドの話

2025年に入ってからブログにウォーキングネタが増えた。
運動不足解消とダイエットを兼ねてウォーキングに精を出していたからだ。

年齢もあってかちょっと歩いたくらいではなかなか体重は落ちなかった。最初2ヶ月くらいはなんの変化もなかったくらいだ。
めげそうになったが、それでも続けていくうちにじわりじわりと体重は落ちてきた。

途中モチベーションが落ちてきたときは、日本地図を描いていく万歩計を買っててこ入れした。
半年かけて4キロちょい体重が落ちた。たかが4キロ、されど4キロ、久々に達成感を味わったものだ。

が、喜んだのもつかの間、ひと夏であっという間に元に戻った。
暑いから歩けないとか、炭酸やアイスやナッツがうまいよね、とか言っているうちに体重が増えたのだ。
減るのは本当にじわじわだったのに、減ったり増えたりしていたのに、増えるのは一瞬だった。

元に戻るのは一瞬

走馬燈のようによぎるものは

11月、わたしはヘルスメーターに乗るたびに悲しくなっている。
目に映る腹の肉が原因ではなくてだ、いやそれもあるのだが、いったいいつの間に体重は元に戻ってしまったのか。

ほぼ毎日ヘルスメーターには乗っているから、元に戻る経過ももちろんわかっているのだが、それでも体感としてはあっという間だ。正確にはひと夏の出来事だが。

4キロちょい減って4キロちょい増える。見事なV字回復だ。こんなに嬉しくないV字回復があるだろうか。あるなら教えてくれ。
最初に減っておいてよかったじゃないか、となぐさめる自分もいる。ただ4キロ増えただけなら、今頃とんでもない体重になっている。
元に戻っただけならプラマイゼロだろう。

だがしかし、今までの頑張りをどうすればいいのだ。さぼろうとする体を叱咤しながら外に出たのに。気合いを入れて歩いたのに。歩くだけじゃなく、ちょっとだけ走ったりもしたのに。昨日よりも少し長く走れたと喜んだりしたのに。

流れる汗を感じたのに。ウォーキングシューズだって1足ダメにしたのに。
基本的にひっきーなので、ウォーキングを続けるのはわたしなりに大きな努力だったのに。

努力が必ずしも報われるとは限らない。
ああ知ってるさ、知ってるともさ。

やるしかないのさ

試合再開?

まあ自己憐憫はこのくらいにしておくとして。
今は11月だ。暑いから歩けないという理由はもう使えない。

新しいウォーキングシューズも買った。
万歩計の日本地図だってまだ完成には遠い。(予定ではとっくにできあがっているはずだったが)
あきらめたらそこで試合終了だと監督も言っている。

ブログにウォーキングのことを書き続けてきてよかったかもしれない。
じゃなければあきらめてしまっただろう。

どうせ続けるのは無理だったんだよ、と吐き捨てそうになる自分を止めるのは、以前に自分が書いた文章だ。
自分が書いた文章に背中を押されて、わたしはなんとか腰を上げるのだ。

わたしなりに、じわじわとやっていきますか。
やっていくしかないんだよ、まったくのところ。

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