夢のパターンが変わってきた

抱き枕で寝る猫

夢の話

夢見が悪いんです

わたしはあまり夢見がよろしくない。昔からだ。
以前はホラーな夢が多かった。ベッドの上で貞子風の女に馬乗りになられて首を絞められていたりとか、焼け野原でエイリアン風の化け物に追われて逃げ回っていたりとか、ベッドに手足を拘束されて寝かされていて、足元にゴスロリの衣装を着た女の子が鉈を構えて立っていたりとか、町にゾンビ風のモンスターが大量にやってきて、町人たちと立てこもった建物を取り囲まれてあげく襲われたりとかだ。

起きたときに心臓がばくばくになっていたことも少なくなく、夢見の悪さで心臓が止まるんじゃないかとちょっと本気で心配したこともある。
ホラーな夢を見たくないという理由で不眠症みたいになったこともある。

けっこう長い年月ホラーな夢に悩まされていたのだが、ここ数年ほど夢の傾向が変わってきた。
ホラーな夢はかなり減った。
それはまことにけっこうなことなのだが、最近の夢は違う意味で精神的にくる。

どんな夢かというと、焦ったり困ったりしている夢だ。
わたしは勤めていた会社を早期退職しているので、すでに辞めてから数年経つ。
夢の中でわたしは会社員で、苦手な上司から仕事を指示されていて、それが上手くいかなくて焦っている。書類が見つからない。上司からは叱責される。期日は迫っている。完成したはずの書類が見つからない。上司の説教は続く。

このたぐいの会社で困っている、はいくつかパターンがあって、
仕事で外出しようとして外履きの靴が見つからなくて出られないとか、外出したのはいいものの途中で迷ってどこへ行けばいいのかわからないとか、迷ったあげくに先方との約束の時間に間に合わないと時計を睨んでいるとかだ。

来客にお茶を淹れようとしていて、茶葉がない、湯飲みが揃わない、早く淹れないと来客が帰ってしまう、と焦っている。
苦手な同僚と一緒に仕事をするのに、懸命に話しかけようとする。
いい上司もたくさんいたし、仲の良い同僚も何人もいたのに、夢に出てくるのはなぜか苦手にしていた人たちだ。なぜだ。

ああ、やりきれない

まあそんな感じなのだが、ホラーな夢とは起きたときの感想が異なる。
ホラーな夢のときは、よかった夢だったと思い、かんべんしてくれよまったくと思い、夢の残り香を追い払うように目を覚ました。

会社で焦っている夢を見たときは、夢だったかと安心するところは同じなのだが、安心の中に一抹のやりきれなさがある。
なんでいまだに会社の夢を見るのだろう。なんであの人の夢を見るのか。
なんであの人と上手くやっていかなければ、と自分はおもねろうとしているのか。

自分のヘタれさっぷりを突きつけられる、とでもいうんですかね。
それにしても苦手だった同僚の夢への出現率の高さときたらなにごとだろう。

もしこれが元カノだったとしたら、「俺はまだあいつに未練でもあるのか」と悩むところだ。
いや元カノじゃないし、同性の同僚だし。わたしは俺ではない。なんのこっちゃ。

なぜこんな夢を……

どうせ見るならいい夢を希望

どうせ会社の夢を見るなら、慕っていた上司とか、上司や取引先に褒められたときとか、仲の良い同僚とはしゃいでいたときとか、そういうのがいいなあ!

夢占いにはまったく明るくないのだが、夢には自分の中のなにが反映されているんだろうか。
知りたいような、知りたくないような。

ごくごくまれに、目を覚ましたのが惜しくなるくらいのいい夢を見ることがあるのだが、そういうときに限って早起きの予定があってアラームで目を覚ますのだが、あの手の夢の出現率を高めるにはどうしたらいいんだろう。

夢を操ることのできるかた、ぜひ教えてほしいものです。

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