それはわたし編

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これはうっかりではない、運動不足の解消なのだ

沖端朝日のヘタれなエッセイ。ある日の夕方、図書館へ本を借りに行こうと思った。楽しみにしていた本が届いたのだ。出かけるならついでに買い物もしよう。図書館へ着いて気がついた。図書カードを忘れた。本を借りることができない。ついでに財布もない。買い物もできない。
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3姉妹の部屋割り

沖端朝日のヘタれなエッセイ。わたしが学生の頃に実家が建てられ、2部屋の続き部屋を3姉妹で使うことになった。共同で使うつもりが、下の姉が1部屋を自分で使うと宣言した。わたしと上の姉はそれに逆らうことができない。姉たちが結婚して家を出て、ひとりで続き部屋を使うようになった。
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贅沢は言わないが、好きなものを食べたいんだよ

沖端朝日のヘタれなエッセイ。けして贅沢ではないが、好きな物を食べたいという欲求はある。だがしかし、大人になると「好きだから食べたい」だけでは通用しなくなってくる。なぜなら健康診断で引っかかるからだ。ああ、子どもの頃はこんなこと考えなくてよかったのに。
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○○が痒い

沖端朝日のヘタれなエッセイ。痒い。別にやばい場所ではなくて、耳だ。えらく耳が痒くなるので、日に何度も綿棒で耳掃除をする。耳掃除も頻繁にはしないほうがいいそうだが、とてもじゃないが痒くて我慢できない。なぜこんなに痒いのかと思ったら、耳の中に湿疹があった。両耳だ。
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あの頃の縁日

沖端朝日のヘタれなエッセイ。子どもの頃に見た、今ではお目にかかることはないだろう夜店や興行の話。今から思えば少々エグいものが、子どもの頃の夜店では売られていた。色つきのひよこがいたり、ヨーヨー釣りの中にはお札が入っていたり、興行では『獣に育てられた女』がいた。そんな話。
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百円ショップで我思う

沖端朝日のヘタれなエッセイ。沖端朝日が百円ショップで遭遇した出来事。大きいレジ袋いっぱいに商品を詰め終えたばかりの婦人は、突然レジ袋を両手に持ってさかさまにし、その場にぶちまけた。婦人は店員に怒りをぶつける。だけれど、それはただの言いがかりでしかない。婦人はなにに怒りを向けたかったのだろう。
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アンデッドがやってくる

沖端朝日のヘタれなエッセイ。町の人たちが夜の倉庫に次々と集まってくる。倉庫の1階には若い男女と壮年の男性、2階には戦闘能力のない女性や子ども、年寄りがいる。なぜわたしは2階行きのメンバーじゃないのだろう? 窓を破ってアンデッドが乗りこんできた。アンデッドとの闘いが始まる。
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抱き枕の話

沖端朝日のヘタれなエッセイ。寝るときには抱き枕を使っている。抱き枕を使うと体勢が安定するのでよい。しかしなぜわたしは抱き枕を使うようになったのだったか。そうそう、夢見がよろしくないのがきっかけだった。最初はぬいぐるみを抱いていたのだが、あるとき我が身を振り返ってしまった。
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駐車場でお兄さんに助けてもらった話

沖端朝日のヘタれなエッセイ。免許取り立てのぴちぴちの頃の話。初めて車で通勤した朝、無事に駅前の駐車場にたどり着いた。が、駐車スペースにバックで車を止めることができない。焦れば焦るほど、どうハンドルを動かせばいいのかわからなくなる。わたしは通りすがりのお兄さんに助けを求めた。
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初めての病院でワクチン接種

沖端朝日のヘタれなエッセイ。3回目のワクチン接種を受けることになった。2回目までと同じ病院にするつもりだったが、そこは閉院してしまったので、別の近くの病院を選んだ。初めての病院ってちょっと緊張するね。さてワクチン接種当日、名前を呼ばれたので診察室に入る。あれ?
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