それはわたし編

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かかりつけの病院の電気が消えた日

沖端朝日のヘタれなエッセイ。かかりつけにしていた病院が突然閉院になったことがある。大きな街のビルのフロアの一角に歯科医院があり、わたしはそこでけっこう大がかりな治療をしていた。治療を終え、定期的にメンテナンスに通っていたある日、予約日に歯科医院に行ったら電気が消えていた。
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大人になってから友人を作るのは難しい

沖端朝日のヘタれなエッセイ。会社に入社して1,2年という頃。社外のセミナーに参加して、ひとりの女性と親しくなった。休日に一緒に出かけ、友人を紹介した。ある日彼女の家に招待されて訪問した。おしゃべりが一段落した頃、彼女が取り出したのは1冊の厚いカタログだった。
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独立ではない洗面台の悲劇

沖端朝日のヘタれなエッセイ。住んでいる集合住宅の部屋は、洗面台が独立ではなく、風呂場にある。風呂場を使った後は床が濡れているので、寝る前に歯を磨こうと思ったらまずは靴下を脱がないといけない。面倒だけではない悲劇が襲ったのはある日の入浴中だ。わたしの脳は大丈夫か。
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知らない街や屋敷の中をさまよう話

沖端朝日のヘタれなエッセイ。味覚や触覚もあるような、わりにリアルな夢を見る。夢の中で味わう感情もリアルだ。そしてわたしは夢見がよろしくない。夢で痛覚を感じなくて本当によかった。よく見る夢のひとつに、知らない街や家の中をさまようというものがある。そして昨夜見た夢も。
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これはうっかりではない、運動不足の解消なのだ

沖端朝日のヘタれなエッセイ。ある日の夕方、図書館へ本を借りに行こうと思った。楽しみにしていた本が届いたのだ。出かけるならついでに買い物もしよう。図書館へ着いて気がついた。図書カードを忘れた。本を借りることができない。ついでに財布もない。買い物もできない。
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3姉妹の部屋割り

沖端朝日のヘタれなエッセイ。わたしが学生の頃に実家が建てられ、2部屋の続き部屋を3姉妹で使うことになった。共同で使うつもりが、下の姉が1部屋を自分で使うと宣言した。わたしと上の姉はそれに逆らうことができない。姉たちが結婚して家を出て、ひとりで続き部屋を使うようになった。
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贅沢は言わないが、好きなものを食べたいんだよ

沖端朝日のヘタれなエッセイ。けして贅沢ではないが、好きな物を食べたいという欲求はある。だがしかし、大人になると「好きだから食べたい」だけでは通用しなくなってくる。なぜなら健康診断で引っかかるからだ。ああ、子どもの頃はこんなこと考えなくてよかったのに。
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○○が痒い

沖端朝日のヘタれなエッセイ。痒い。別にやばい場所ではなくて、耳だ。えらく耳が痒くなるので、日に何度も綿棒で耳掃除をする。耳掃除も頻繁にはしないほうがいいそうだが、とてもじゃないが痒くて我慢できない。なぜこんなに痒いのかと思ったら、耳の中に湿疹があった。両耳だ。
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あの頃の縁日

沖端朝日のヘタれなエッセイ。子どもの頃に見た、今ではお目にかかることはないだろう夜店や興行の話。今から思えば少々エグいものが、子どもの頃の夜店では売られていた。色つきのひよこがいたり、ヨーヨー釣りの中にはお札が入っていたり、興行では『獣に育てられた女』がいた。そんな話。
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百円ショップで我思う

沖端朝日のヘタれなエッセイ。沖端朝日が百円ショップで遭遇した出来事。大きいレジ袋いっぱいに商品を詰め終えたばかりの婦人は、突然レジ袋を両手に持ってさかさまにし、その場にぶちまけた。婦人は店員に怒りをぶつける。だけれど、それはただの言いがかりでしかない。婦人はなにに怒りを向けたかったのだろう。
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